2017年7月26日水曜日

受験科目特集『現代文が得意編』 アシスタントアドバイザー岡部

こんにちは!アシスタントアドバイザーの岡部です。
 
 
美術館巡りが趣味の私は最近いろんな展覧会を巡っています。
写真は『ベルギー奇想の系譜展』を観に神戸に行ったときのものです!

たくさんの悪魔たちや変な怪物たちがいっぱいでした!きもかわいかったです。
私が変な怪物のポーズをしているバージョンの写真もあったのですが、載せるのは自粛します。
 
さて、今回のテーマは「受験科目特集」ということで、
私は『現代文』を担当することになりました!
 
みなさんは『現代文』と聞いたときどのようなイメージを持ちますか?
私の学部の友達に聞くと、
 
「日本人だから解けて当たり前」
「現代文?目をつぶっても解けるわ」
「現代文は満点以外ありえない」
「数学無理」
 
と言っていました。ちなみに私は文学部です。
 
友達ほどではありませんが、私も現代文は好きです。
元々読書は大好きで、小学校低学年の時の愛読書は「ハリー・ポッター」
学校から帰って、本を読んでいたら気づくと外が真っ暗、もはや夜明けに近かったなんてことは
日常茶飯事です。
そんな活字大好きな私にとって、現代文の問題を読むことは一つの楽しみでした。
問題として使われるくらいなので、文章の質は保証されているも同然です。
教科書は貰った瞬間に一通り読み、挙句の果てに問題集や過去問まですぐに全部読んでしまう始末でした。
皆さんは絶対マネしないで下さい。
 
でも皆が皆、活字が好きなわけでないことは分かっています。
そこで今回は、そんな皆さんに朗報です!
文章を読むのが苦手な人のために、現代文を解く際に役立つコツを少しだけ伝授しようと思います!
 
ポイントはずばり3つ!
 
(1)語彙を増やす
(2)傍線部を伸ばす
(3)内容をまとめる
 
そうです。増やして、伸ばして、まとめればよいのです。
 
(1)については言うまでもないですね。
現代文に必要なのはとにかく豊かな語彙です。
英語でいう英単語、古典でいう古典単語と同じくらい重要だといえるでしょう。
例えば、
 
正義の対義語は?迂闊の対義語は?
「最後」の類義語は?一方、「最期」の類義語は?
 
と聞かれた時にパッと答えが頭に浮かびますか?
語彙が増えるということはすなわち、読むスピード、理解の深さが格段に向上するということです。
ここでつまずいてしまってはまだスタートラインにも立てません。
語彙を増やすためには、普段の生活から「ことば」について気にかけることが大切です。
毎日短くてもいいので文章を、例えば新聞の社説などを読むのも効果的といえます。
 
(2)は、問題を解く際のちょっとしたテクニックです。
現代文の問題で「傍線部を言い換えよ」「傍線部で筆者が主張していることを述べよ」など
傍線部について問うものをよく見かけますよね。
 
そんな時に役立つのがこの「伸ばす」わざです。
 
問題作成者は意地悪なので文の一部にしか傍線部を引きません。
そこで、傍線部がある一文全体に線を引いてみると、解答を作る際の方針をたてることができます。
例えば、その一文の始めの言葉が「よって」であればそれまでの内容をまとめ、
「しかし」であれば反対のことを取り入れ対比させながらまとめ、
文の中に「その時」「このように」などの指示語があれば指示する内容を明確にする
という具合です。
簡単に解答を作成することができるのでぜひ皆さんも取り入れてみてください。
 
(3)は、現代文を読むときになんとなく読み流してしまう人に向けてです。
文を読み終わって「結局、何が言いたかったのかわからない…」という経験のある人は多いと
思います。
文を読んでいくうちに前の内容を忘れてしまったり、文全体の構成が見えなかったりすることが
原因です。
それを防ぐためには「まとめながら」読むことが大切です。
とりあえず段落ごと、まとまりごとに、そこに書いてある内容を一言で表して空いているところに
書き残してみて下さい。
「○○の例」「前の段落への反論」など簡単なことでいいのです。
あとで見返すときの道しるべのようなものなので。
また、まとめることは、要約には欠かせない力です。
まとめながら読むことで要約の力を着実につけていってほしいです。
 
現代文は、数学や理科とは異なり明確な答えがある問題は少ないです。
しかしそれは解答への自由なアプローチが可能であるということを意味しています。
私が紹介した方法を実践してみるもよし、自分なりの解き方をみつけるもよし、
皆さんもどうか食わず嫌いをせずに、現代文の自由で豊かな世界に浸ってみて下さい!
 
アシスタントアドバイザー 岡部